2025年9月8日 05:00 | 有料記事

小野川沿いの歴史的町並み

「小江戸」の名で知られる香取市の佐原は、江戸時代からの町並みが今も残る歴史ある地域です。この町並みは、国の「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建地区)」に選ばれており、建物や景観の保護が進められています。
江戸時代、港町の銚子から江戸へ物資を運ぶ際、利根川が水運のルートとして使われていました。利根川の支流である小野川沿いに位置する佐原は、その中継地点として栄えました。そのため、多くの人や物が行き交うまちとなりました。
改札を出ると、昔の町屋を思わせるデザインの駅舎が目に留まります。1898年には成田-佐原間で鉄道が開通しました。銚子から佐原までは船で物資を運び、佐原から先は鉄道で東京や千葉へ運ぶようになりました。しかし、1933年に鉄道が銚子の松岸駅までつながると、佐原での積み替えが不要になり、小野川沿いのまちのにぎわいは次第に減っていきました。
現在の佐原駅周辺には、公共施設や店舗が集まっています。かつては小野川沿 ・・・
【残り 779文字、写真 3 枚】




