【ふつうの家族】(303) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 勤務している間じゅう、湊斗(みなと)は絶えず「社員の桜石(さくらいし)さん」のことを意識し、どこかに表記されているであろう彼のフルネームを注意深く探した。でも名札をはじ ・・・

【残り 752文字、写真 1 枚】



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