2025年9月5日 05:00 | 無料公開

千葉県庁
千葉県教委は4日、県立高校の部活動内のトラブルに関する弁護士への相談結果をまとめた文書1枚を紛失したと発表した。個人名や住所は記載されておらず、第三者が個人を特定できる情報はないという。
県教委児童生徒安全課によると、8月28日午後、トラブルのあった県立高校を訪れていた同課の職員が帰庁する際に県内の駅ホームで、高校から預かった文書が入ったファイルをかばんから取り出したところ、風で飛ばされた。その場で駅員と警察に届け出て探したが、見つからなかった。具体的な場所は、個人の特定につながる恐れがあるとして非公表としている。
文書には部活動での生徒と指導者のトラブルの内容や、弁護士の助言などが記載されていた。同課は生徒と保護者に経緯を説明し謝罪した。今後、管理の徹底を図り、再発防止に努めるとしている。