【ふつうの家族】(290) 辻堂ゆめ・作 伊藤健介・画

 昨夜この家に転がり込んできてから、高熱を出していた自分を最も献身的に看病してくれた彼女のことを、湊斗(みなと)はまっすぐに見つめた。
 
「それ……開けてみてもらえませんか ・・・

【残り 767文字、写真 1 枚】



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