2025年7月20日 05:00 | 有料記事

夏休みは子どもにとって心身の成長を促す重要な時期でありますが、その一方で、生活習慣や食生活の乱れやすい時期でもあります。
文部科学省が推進する「早寝早起き朝ごはん」は、特に朝食の重要性が示されています。生活リズムが乱れることで朝食を食べない子どもは、学習意欲の低下や体力不足、さらには精神的な不安定さを引き起こす懸念が指摘されています。朝食は、単なる空腹を満たすことにとどまらず、体温を上昇させ、脳の働きを活性化させるなどの学びや運動の基盤となります。そのため、夏休み中も規則正しく「早寝早起き朝ごはん」の習慣を守ることが大切です。
厚生労働省が策定した「第4次食育推進基本計画」では、主食・主菜・副菜を基本とした栄養バランスの取れた食事を日常的に食べることが推進されています。夏休み中は暑さによる食欲不振から、冷たい麺類などの単品の食事に偏りがちになることもあると思いますが、たんぱ ・・・
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