2021年1月23日 14:33 | 無料公開

ZOZOマリンで自主練習した千葉ロッテ・二木(球団提供)

ZOZOマリンの室内練習場でキャッチボールする千葉ロッテ・二木(球団提供)
25歳右腕にとって今季は真価が問われる1年となる。千葉ロッテの二木康太投手は昨季自己最多9勝(3敗)をマーク。リーグ優勝したソフトバンクには3勝負けなしだった。ZOZOマリンスタジアムでの自主練習後にオンライン取材に応じ「自分は真っすぐが変化球より圧倒的に大事」と直球の質向上を重視していると明かした。
最高球速140キロ台中盤は目立った数字ではない。ただ、昨季は直球の切れに加えて制球力も向上したことが好成績につながった。吉井投手コーチは昨年10月に「スピードという意味ではなく、強さが本当に出ている」とほめたことがある。
初の2桁勝利を目指す今季は「真っすぐの質を上げないといけない」と断言。特に重要視するのは軸足の使い方で、親指側に体重をかける意識で投げると直球の走りが良くなるという。今月は腹筋強化に取り組んだ。
石垣島キャンプ開幕前には捕手を座らせてのブルペン投球をする予定。「自分はのんびりできる立場ではない。初日からアピールしたい」と意気込んだ。
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