秋春8強に意気軒高 さらなる上位へ打撃が鍵 沼南

 昨秋と今春の県大会で8強入りした。ともに秋、春では過去最高の戦績とあって、夏を見据える目線も自然と高くなる。野々川昂平主将は「ベスト8以下だと春から何もやっていないことになる」と意気盛んだ。

 安定した成績を残している要因について、中西威史監督は「投手がきちっと2枚いる」と言う。右横手から変化球を制球良く投げる深沢怜と、130キロ後半の真っすぐが武器の右腕今村泰良。秋、春の大会ではタイプの違う両投手が交互に先発しており、計算できる投手が2人いるのは何よりの強み。深沢は「助け合ってやっていきたい」と決意を口にする。

 選手層の厚さも今年の特徴。指揮官は「控えの選手がレギュラーの倍の練習をやってくれた」。冬場の努力で春から左翼のレギュラーを勝ち取り3番を打つ本間圭哉もその1人。雨のとき以外はグラウンドに出ていたといい「監督さんから練習はうそをつかないと言われた」と目を輝かせた。

 さらなる上位進出の鍵は打撃か。指揮官は、1年秋から正捕手の中野圭一朗を含め「バッテリーがしっかりしていて守れるが、その分打撃が弱い」と指摘する。ナインは冬場に1日千回バットを振り込み、打撃練習では反対方向に速い打球を打つことを心掛けている。その成果を発揮し、投手陣を援護したい。...


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