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ちばの選挙

鈴木氏擁立方針「異論なし」 自民県議総会  30日の国会議員再協議焦点に【’21知事選】

冒頭のみ公開された知事選を巡る自民県議の総会=22日、千葉市中央区の党県連事務所
冒頭のみ公開された知事選を巡る自民県議の総会=22日、千葉市中央区の党県連事務所

 来年春の千葉県知事選を巡り、自民党県連は22日、所属県議による議員総会を千葉市内で開き、県連幹部が改めて森田健作知事(70)の4期目不出馬を前提に、鈴木大地前スポーツ庁長官(53)の擁立を進めていると説明した。県連幹部は、国会議員団と歩調を合わせて同じ候補者を推す必要性が了承されたとし、鈴木氏擁立に異論は出なかったと判断。30日の国会議員再協議で正式な出馬要請に進みたい考え。ただ、14日の国会議員初協議では一部から異論も出ており、一枚岩でまとまるかは不透明だ。

 議員総会は、14日の県連所属国会議員(全18人)の協議で、一部から「鈴木氏ありき」に異論が出て、党内議員の出馬意向確認を求める意見も出たことから開いた。所属県議53人のうち42人が出席した。

 議論は非公開で、終了後に報道陣の取材に応じた県連の川名寛章議員会長と河上茂幹事長は、自ら出馬すると表明した出席者はおらず、鈴木氏擁立方針に異論がなかったと説明。過去の知事選で県連内が分裂して戦い、禍根を残したことに触れ「誰が出ても(党として)一本化する必要性を確認した」と強調した。国会議員団の決定があれば従うことも確認したという。

 一方で「鈴木氏擁立」と明示して決を採ったわけではなく、国会議員の再協議を控え、県議団としてのまとまりを優先し、環境づくりに腐心した格好だ。

 河上幹事長は、早期に党の意向をまとめる必要性に言及。鈴木氏が出馬意向を明言していないことから、窓口を担う渡辺博道県連会長に、意向確認を急ぐよう伝えていると説明した。

 国会議員協議で異論を出した石井準一参院議員は、出馬意向の熊谷俊人・千葉市長(42)を推す構えも見せており、県連幹部は難航気味の手続きに、いら立ちものぞかせる。県連役員の1人は「無理に担ぎ出すのではなく、首長や県議が鈴木氏を応援する形で進めるのが大切だ」と指摘した。


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