ちばの選挙

市川市長再選挙22日投開票 新人3氏、支持獲得に躍起 

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 市川市長選の再選挙は22日、投開票される。立候補しているのは、いずれも無所属の新人で、前県議の坂下茂樹氏(43)、元衆院議員の村越祐民氏(44)、元衆院議員の田中甲氏(61)。3人は待機児童や交通渋滞の解消、福祉・教育施策など各分野で舌戦を繰り広げ、支持獲得に躍起だ。

 坂下氏は、自民市議の一部や公明市議団、再出馬を断念した元市議の高橋亮平氏らの支援を受け、石破茂元防衛相らも応援に駆け付けた。選挙カーでの遊説に加え、直接有権者を回って触れ合う機会を前回より増やし「どぶ板選挙」(陣営)を展開する。

 村越氏は、野党各党や連合千葉の推薦を受け、立憲民主党の枝野幸男代表も応援に駆け付けた。「勝つのは市民だ」を合言葉に市民一人一人の声を市政に反映させるとして、月例タウンミーティングの開催などを訴え、支援拡大につなげる考えだ。

 田中氏は、自民市議の一部や千葉光行・元市川市長、鈴木衛県議、再出馬を断念した元県議の小泉文人氏らの支援を受ける。国会議員で培った経験を市政に生かせる立場を強調し、市議と組んで各地域を回ったり、小規模集会を開いたりして浸透を図る。

 投票は22日午前7時~午後8時に市内78カ所で行われ、午後9時15分から国府台市民体育館で即日開票される。大勢判明は同11時の見込み。期日前投票は21日まで、市役所仮本庁舎やニッケコルトンプラザなどで受け付ける。

 14日現在の選挙人名簿登録者数は40万809人(男20万3486人、女19万7323人)。19日までに1万6267人(前回同期比983人増)が期日前投票を済ませている。

◆市川市長選立候補者(上から届け出順)

坂下茂樹(43)無新

◇消防団員(元)県議、市議、県議秘書。日本文化大法学部卒。中国分

◇公約 待機児童ゼロ▽子どもの貧困対策・学校環境整備▽外環道沿線のまちづくりを含む新交通システム・コミュニティーバスの構築▽救命医療体制の構築▽駅ホームドアの設置▽必要な人に行き届く福祉サービスの実現▽プレミアム商品券の発行▽家庭ごみ収集方法の見直し

村越祐民(44)無新 立憲民主、民進、共産、社民、自由、市民ネット推薦

◇会社役員(元)衆院議員、県議。早稲田大院法学研究科中退。北方

◇公約 理数系教育や英語教育など子どもの能力を引き出す教育▽高校中退者の支援や大学奨学金利子補給制度創設▽同性パートナーシップ条例や旧姓使用条例▽特養待機者ゼロとデイサービスの充実▽燃やすごみの収集を週3回に▽外国人が多い特性を生かしたにぎわい創出

田中甲(61)無新

◇会社役員(元)衆院議員、県議、市議。立教大社会学部卒。南八幡

◇公約 待機児童ゼロへ東京23区並みの保育士給与の底上げ▽高齢者の働く窓口の拡充▽都市型ロープウエーによる新交通システムの検討▽地域の均衡がとれたスポーツ施設の充実▽下水道100%接続の早期実現▽環境・海洋大学の誘致▽CG動画など映像による災害予測の導入