ちばの選挙

現職に前回出馬2新人挑む 公共施設再生など争点 習志野市長選 【ちば統一選2015】

  • LINEで送る

 習志野市長選は、前回選挙にも出馬した鴨哲登志氏(68)、三浦邦雄氏(71)の2新人、再選を目指す現職の宮本泰介氏(42)=自民、公明、連合千葉推薦=が立候補を届け出た。いずれも無所属。大久保地区を皮切りに進む公共施設再生計画、新庁舎建設などを争点に、三つどもえの舌戦が始まった。

 鴨氏は大久保の事務所で出陣式。公民館などの統廃合を伴う再生計画について、「公共施設がどんどん無くなるのに、知っている市民がほとんどいない」と問題視。「事実を明らかにし、市民一人一人の声を集めて習志野市を変えていきたい」と気勢を上げた。

 屋敷の事務所から出陣した三浦氏は、京成線やJRの駅近くで街頭演説。「私が前回の市長選で中止を訴えた新庁舎建設、市はなぜそんなに急ぐのか。公共施設再生も施設廃止はだめ。皆さんと一緒に考えたい」と呼び掛け、公約の学校給食無料化などを訴えた。

 宮本氏は大久保の駐車場で第一声。自民、公明の国会議員や支持者らを前に、「市政を停滞させるわけにはいかない。公共施設の再生、財政健全化、協働型社会の構築。皆さんと手を携え、紡いでいくまちづくりをしなければ。未来のために力を貸して」と訴えた。

 期日前投票は、20~25日に市教育委員会1階で行われる他、23~25日は地域交流プラザブレーメン習志野1階でも実施。

 投票は26日、市内26カ所で行われ、午後9時10分から袖ケ浦体育館で即日開票される。

 【習志野市長選立候補者】(上から届け出順)

◆鴨 哲登志 68 無新

 行政書士、藤崎5丁目東町会長、なのはなユニオン副委員長、市サッカー協会役員。元市議(5期)、市議会副議長。中央大卒。山口県下関市出身。藤崎。

 ◇公約 自治基本条例制定▽公共施設再生計画の見直しで公民館や図書館、学校の統廃合を中止▽新庁舎建設の着工延期、計画修正▽旧市庁舎跡地の売却中止▽市民運営のシビックセンター構想の実現▽児童急増の谷津小を近隣公園に移転しパンク問題を解消

◆三浦 邦雄 71 無新

 元市議(6期)、NTT東京社員、保険代理業。山形中央高卒。山形県山形市出身。屋敷。

 ◇公約 市長の交際費、公用車を全廃▽行財政改革の徹底▽現金助成策の拡大で教育・福祉・医療支援▽新庁舎建設の見直し▽図書館・公民館などの廃止見直し▽暴力団排除条例、風俗営業防止条例など各種条例の新設・見直し▽小中学校の給食を完全無料化

◆宮本 泰介 42 無現(1)自民公明推薦

 市長、東日本大震災市街地液状化対策実施自治体首長連絡会議副会長。元市議(3期)、市議会副議長。秀明大卒。習志野市出身。屋敷。

 ◇公約 健康づくりの環境整備▽「ひきこもりサポーター」派遣▽商店街活性化や中小企業の融資充実、産学民官の連携で産業基盤強化▽交通安全教育でスケアード・ストレート導入▽バリアフリー配慮の道路、公園整備▽学習、芸術、文化活動の援助体制づくり