ちばの選挙

「空港と共存共栄を」 菅沢氏、無投票3選 多古町長選

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 多古町の任期満了に伴う町長選が8日告示され、現職の菅沢英毅氏(69)=2期、無所属=以外に立候補の届け出がなく、無投票で3選が決まった。菅沢氏は公約に成田空港や首都圏中央連絡自動車道(圏央道)を生かした町づくりの推進などを掲げ、2回連続の無投票当選となった。

 菅沢氏は昨年9月の町議会定例会で正式に出馬表明。2期8年間の任期中は、国保多古中央病院の医師確保や経営の安定、幼保一体化施設「多古こども園」の建設や宅地工事などを進める多古台開発、多古米など農産物のブランド化による海外輸出事業などに着手した。

 今回の選挙では、子育て支援サービスの拡充とともに、持論でもある「空港との共存共栄」も掲げ、圏央道スマートインターチェンジやサービスエリア建設の促進など交通インフラの整備による周辺地域の活性化に意欲を示していた。

 菅沢氏は8日午後5時すぎから行われた当選あいさつで、周辺自治体の首長や支持者らを前に「多古には未来があると思っている。子どもたちの数は減ってきているが、何とかこれを食い止めるため、子育てしやすい環境を整えたい。住んで良かった町と言われるように、3期目も精いっぱい頑張りたい」と語った。

 菅沢氏は東京農業大を卒業後、成田市役所を経て1999年から同町議。2006年の町長選で三つどもえの末に初当選した。

 7日現在の有権者数は1万3106人(男6506人、女6600人)。

◇菅沢氏の略歴 農業、香取郡市市町会副会長、国保連合会香取支部長、県立多古高後援会長、ティ・ティ・エス副社長、元町立多古中PTA会長、県立佐原高PTA会長、成田市役所職員、町議(2期)。東京農大卒。高津原。