ちばの選挙

与野党攻防に焦点 12人引退か、世代交代も加速 千葉市議選、擁立大詰め

 来春の千葉市議選(定数54)に向け、各党派が擁立する立候補予定者の顔ぶれが出そろってきた。熊谷市政の誕生後、初めてとなる改選では、最多12人の引退が予想され、世代交代が加速する一方、自民党と民主党の対決を軸に与野党の攻防が大きな焦点となりそうだ。(敬称略、公明党以外の公認は既報)

 最大会派の自民党市議団は現有20議席。うち今期限りで松戸敏雄(9期、花見川)、糸日谷義男(8期、若葉)、木村正信(7期、中央)の長老組が引退、それぞれ後継が出馬を準備する。

 自民党はこれまでに現職・新人合わせて17人の公認または推薦を決定したが、市議団の中には無所属で選挙戦に臨む者も複数いる。

 これに対し、民主党市議団は現有7議席。一時は9議席で市議会第2会派まで伸長したが、秋以降、党方針に反発した2人が次々と離党、無所属となった。

 熊谷市政を支える少数与党の現状を打開しようと、党は次期選挙に一挙、新人8人を擁立、議席倍増をうかがう。西巻義通(8期、花見川)は引退。

 8議席の公明党からは片田幸一(9期、中央)、上村井真知子(3期、美浜)が引退。後継候補にはそれぞれ森山和博(39)、伊藤康平(38)が公認された。

 6議席の共産党は小関寿幸(3期、稲毛)が後継にバトンタッチ。緑区でも議席獲得へ近く新人を擁立する。無所属の連合推薦議員団・新政ちばは納元政幸(5期、中央)が今期限り。

 「原則2期まで」の内規がある市民ネットワークは、常賀かづ子(3期、稲毛)が引退し、小西由希子(2期、中央)は県議選に転出。同じく2期の長谷川弘美(花見川)、湯浅美和子(美浜)の進退は未定。緑区の現職は無所属となり3選を目指す。
 市議選は来年4月10日、県議選と同日投票。2007年の前回投票率は6区全体で48・37%。


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