ちばの選挙

大久保氏が初当選 投票率29・96% 市川市長選

  • LINEで送る

市川市長選開票結果 =選管確定=
大久保博 60 無新 38620
  小泉文人 36 無新 35132
  高橋亮平 33 無新 34739
  一条 強 36 無新 1579

 任期満了に伴う市川市長選は29日投票が行われ、即日開票の結果、無所属新人でケーブルテレビ元社長の大久保博氏(60)が他の3新人を振り切り初当選を飾った。投票率は29・96%で、前回の24・64%を上回った。当日有権者数は37万5532人(男19万2927人、女18万2605人)。

 同市長選は現職が引退し、いずれも無所属新人の4人が争った。民主党、自民党とも自主投票になったが、民主党は千葉5、6区総支部が別々の陣営を応援。自民党系も支援陣営が割れて、有権者に分かりづらい複雑な“分裂選挙”になった中で、事実上3人の大混戦が終盤まで続いた。

 大久保氏は民主党の5区総支部や千葉光行市長、市長与党系の市議らが全面的にバックアップ。支援団体を回って手堅く組織票をまとめるとともに、出産・子育て世代への支援充実などを打ち出し、他候補の追撃をかわした。

 同市八幡の選挙事務所に姿を見せた大久保氏は「私は無名で年齢もいっていたが、きょうの勝利は支えてくれた全員でつかんだ」と笑顔で話した。

 元県議の小泉文人氏(36)はミニ集会を重ね地道に支持拡大を図った。自民党の元代議士や県議らの応援も得たが、あと一歩届かなかった。元市議の高橋亮平氏(33)=みんなの党、市民ネット市川推薦=はしがらみのなさをアピール。各党議員からの支援も取り付けたが、全市的な広がりにはならなかった。