【未明の砦】(5) 太田愛・作 藤岡詩織・画

◆序章 (五)

 ソファに座って窓外を眺めるうち、日夏の口から自然と言葉が出た。

「俺はたぶん、馬鹿なことをしたんだと思う」

 島影からちぎれた雲が、スカイツリーのいただきを掠め ・・・

【残り 786文字、写真 1 枚】



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