米、レバノン攻撃の抑制を要請 トランプ大統領がイスラエルに

 【ワシントン、エルサレム共同】米NBCテレビは9日、トランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と8日に電話会談し、レバノンへの攻撃を抑制するよう要請したと報じた。イランとの停戦崩壊を回避する狙いがある。イスラエル軍は停戦合意発表後の8日、レバノンに大規模攻撃を実施。イランが反発し、停戦が不安定化していた。

 米イランは戦闘終結に向け、仲介国パキスタンの首都イスラマバードで現地時間11日午前(日本時間同日)に協議を始める見通し。双方の主張の隔たりは大きく、協議は難航必至の情勢だ。

 イランの最高指導者モジタバ・ハメネイ師は9日の声明で、エネルギー輸送の要衝ホルムズ海峡について「管理を確実に新たな段階に引き上げる」との声明を発表した。協議前に妥協しない姿勢を示したとみられる。

 トランプ氏は交流サイト(SNS)で、海峡での石油タンカーの通航を巡り「イランは非常にひどい対応をしている。合意とは違う」と批判。「イランの協力があろうとなかろうと間もなく石油は流れ始める。どちらでも構わない」とも主張した。


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