旭で鳥インフル陽性 今季2例目、8万羽殺処分へ 熊谷知事「深刻な事態」

千葉県庁
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 千葉県は20日、高病原性鳥インフルエンザの疑いがあった旭市の養鶏場の鶏が遺伝子検査で陽性が判明したと発表した。鳥インフル発生は県内で今季2例目。県はこの養鶏場と人の出入りがある市内の別の農場の2カ所で採卵鶏と育成鶏の計約8万羽の殺処分を始めた。

 鳥インフルの感染判明に伴って20日から周辺の半径3キロで鶏などの移動が、3~10キロで区域外への持ち出しがそれぞれ禁止された。

 県内では1月27日に旭市のウズラ農場で今季初となる感染が確認され、約10万9千羽が殺処分された。県が20日に書面開催した対策本部会議で、熊谷俊人知事は「1例目と近接した地域での続発事例で、深刻な事態」とし、一刻も早い終息に向けた作業を指示した。

 県畜産課によると、19日午前、農場主から「死ぬ鶏の数がいつもより急に増えている」と通報があり、立ち入り検査で死んだ鶏8羽を含む10羽を簡易検査し、4羽から陽性反応が出た。

 鳥インフルは今回の事例で全国では19例目となる。

(池田和弘)


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