J1町田の黒田監督にけん責処分 パワハラは認定せず

J1町田の黒田剛監督 

 Jリーグは23日、J1町田の黒田剛監督と同クラブをけん責処分とすると発表した。同監督は2023年ごろから所属選手らの前で自身の意向に沿わない選手に「造反者」といった表現を用いたり、練習中に特定のコーチを大声で怒鳴ったりしたほか、懇親会の場でのスタッフへの暴言など不適切な発言があったという。パワハラは認定しなかった。

 Jリーグは、違反行為に暴力等が含まれておらず「悪質性の程度が極めて高いものとはいえない」と説明した。今回の事案を巡っては、4月に一部メディアが黒田監督のパワハラ行為の疑惑を報道。第三者委員会による調査をした町田は、パワハラ行為を否定。Jリーグも独自に関係者へのヒアリングを行った。


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