2025年12月13日 17:00 | 有料記事

学校や保育所などの施設にカメラを導入する動きが広がっている(写真はイメージ)

キートスで使用されている「見守りカメラ」=千葉市若葉区

千葉工業大の福嶋尚子准教授(提供)
教員の性暴力、児童・生徒による校内暴力などが後を絶たない中、保育・教育現場にカメラを設置する動きがじわりと広がっている。子どもへの性暴力防止に関し、国の有識者検討会は1対1になる場所へのカメラ設置を「有効」とする安全確保の具体案を示しており、今後さらに導入を模索する動きが広がりそうだ。見守りのため導入した保育園では手応えを感じている一方、教育現場への導入はコスト面など課題も残る。専門家は、設置の効果について一定の評価を示しつつ、カメラに頼ることへの「限界」も指摘している。
(町香菜美)
千葉県内で認可保育園10園を展開する「キートスチャイルドケア」。記者が取材した保育園の部屋には、天井にドーム型の「見守りカメラ」2台が設置されていた。運営会社「ハイフライヤーズ」(千葉市中央区)の保育運営本部キートス統括園長、日向美奈子さんは「壁と洗面台のわずかな隙間にも注意し、死角がないよう設置位置を決めた」と説明する。
同社がカメラを設置したのは2021年。目的は子どもと保 ・・・
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