近代東洋史学の開創者 中国文明の発展法則を追究 「支那通史(上)(中)(下)」那珂通世著 【故郷の本たちへ 河野良恒】(131)

 県立長生高校時代の恩師、加藤時男先生のお仕事から江戸後期に活躍した茂原市出身の儒者、東条一堂の高弟で、吉田松陰らと尊王運動に奔走した幕末の志士・江幡五郎(後の那珂梧楼)を知った。梧楼はわが近代東洋史学の開創者とされる那珂通世の養父に当たる。

 盛岡藩校教授だった梧楼は戊辰戦争で奥羽越列藩同盟に加わった戦争責任を ・・・

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