ヨウ素増産へ新設備 白子の「K&O」 8月稼働、需要増に対応

8月から稼働した新たなヨウ素精製設備=白子町のK&Oヨウ素千葉工場
8月から稼働した新たなヨウ素精製設備=白子町のK&Oヨウ素千葉工場
K&Oヨウ素が製造したフレーク品のヨウ素(同社提供)
K&Oヨウ素が製造したフレーク品のヨウ素(同社提供)

 ヨウ素の製造・販売を手がける「K&Oヨウ素」(白子町)は、同町の千葉工場で8月から、新たなヨウ素精製設備を稼働させた。レントゲン造影剤などに使われるヨウ素の世界的な需要増に対応するためで、設備の増強で増産を進める。

(武内博志)

 同社を含むK&Oエナジーグループでは、「関東天然瓦斯開発」(茂原市)が、かん水と呼ばれる地下水を井戸でくみ上げて天然ガスを生産。K&Oヨウ素が天然ガスを採取した後のかん水からヨウ素 ・・・

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