2025年8月16日 05:00 | 有料記事

30年前に東庄ふれあい公園の工事現場で見つかったB29の機関銃。東庄町公民館の郷土資料展示室で展示されている

平和の塔の脇で冊子「二度目の着地」を手にする東庄郷土史研究会の野口さん(右)と平野さん
1944(昭和19)年12月3日、香取郡神代村(現東庄町)に米軍のB29爆撃機が墜落した。パラシュートで脱出した機長のロバート・ゴールズワージーさんは捕虜になったが生還。戦後、日本人と縁ができて着地点を知り、97年9月に同町で実施された「日米合同慰霊祭」や「B29元機長夫妻歓迎行事」に出席するなど交流を育んだ。同町の「東庄郷土史研究会」は「本州初のB29墜落事件であり、20世紀の東庄町の大事件だ」と郷土史に詳細を掲載し、歴史教室で紹介するなどして戦争の悲惨さを訴えている。< ・・・
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