2025年2月17日 23:20 | 無料公開
宮城県南三陸町の震災伝承館「南三陸311メモリアル」の特別企画展「伝えたかった“ありがとう”」=6日
東日本大震災の津波で被災した宮城県南三陸町の震災伝承館「南三陸311メモリアル」が、特別企画展「伝えたかった“ありがとう”」を開いている。震災発生時、助けてくれた人に言えなかった感謝の思いを町民に募集したところ、200以上の応募があった。中から39通を選び展示している。
「『山さ逃げろー!!』と必死に叫んでくださった方へ あの時、あの叫び声を聞いていなかったら、どうなっていたのだろう。命の言葉をありがとうございました」
壁には命を救ってくれたり、心の支えになったりした人へのメッセージが並ぶ。手紙形式で記した思いを、来館者は目に涙を浮かべて読んでいた。東京から訪れた会社員小杉弘さん(43)は「人と人が助け合って壁を乗り越える姿にぐっときた」と語った。
同館の顧問高橋一清さん(64)は「見ず知らずの人が泥だらけで助けてくれた。人の支えが生きる勇気や希望につながった経験を知ってほしい」と来館を呼びかけている。
無料で3月31日まで。火曜は休館だが、3月11日は特別に開館する。







