ロシア、合同演習を延長 ベラルーシで

19日、ベラルーシ・ゴメリで行われたロシアとベラルーシの合同演習「同盟の決意2022」(ゲッティ=共同)

 【モスクワ共同】ベラルーシ国防省は20日、ウクライナ東部ドンバス地域の情勢緊迫などに関連して周辺国が軍備を強化しているとして、ロシアのプーチン、ベラルーシのルカシェンコ両大統領が同国内で「部隊の戦闘能力の点検」継続を決めたと発表した。20日に終了予定だった合同演習「同盟の決意2022」が延長されるとみられる。

 ベラルーシのフレニン国防相は発表の中で、欧米によるウクライナへの武器供与を念頭に「周辺で最新兵器が蓄えられている」と指摘。最近のNATO側による軍事活動の活発化が「ロシアとベラルーシを狙っていることは明らかだ」とし、演習の継続を正当化した。


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