生活保護訴訟、請求退ける 神戸地裁、全国7件目

神戸地裁の判決を受け「不当判決」などと書かれた紙を掲げる弁護士ら=16日午後、神戸市

 生活保護費の基準額引き下げは憲法が保障する生存権の侵害だとして、兵庫県内の40〜80代の受給者24人が神戸市など居住自治体4市に引き下げ処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、神戸地裁(小池明善裁判長)は16日、請求を退けた。

 29都道府県で起こされた同種訴訟で7件目の判決。これまで大阪地裁判決が引き下げを違法として処分を取り消した一方、札幌、名古屋、金沢、京都、福岡の5地裁は請求を退けている。

 国は2013年8月から3年間で基準額を平均6・5%引き下げ、保護費計約670億円を削減。4市は国の基準額改定に伴い、原告らの生活保護費を減額した。


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