認知症新薬、22日に承認判断 厚労省の専門部会

 厚生労働省は14日、日本の製薬大手エーザイと米バイオ医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病新薬「アデュカヌマブ」について、22日に専門部会を開き、承認の可否を判断すると発表した。バイオジェンの日本法人が2020年12月、厚労省に承認申請をしていた。

 アデュカヌマブは患者の脳内に蓄積して神経細胞を壊すタンパク質「アミロイドベータ」を減らし、認知症の進行抑制を狙う根本治療薬として期待されている。

 米食品医薬品局(FDA)は今年6月、販売後に検証試験で効果を確認するといった条件で新薬を承認した。


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