2021年10月28日 11:55 | 無料公開
27日、オンライン形式の東アジアサミットで話すバイデン米大統領(ブルネイ政府提供・AP=共同)
【北京、ワシントン共同】バイデン米大統領は27日にオンラインで開かれた東アジアサミットで、中国の台湾に対する行動を「強圧的」と批判した。「地域の平和と安定を脅かす」とし、米国の台湾への関与は「揺るがない」と強調した。中国の李克強首相は南シナ海情勢で「安定は保たれている」と反論。「航行の自由作戦」を展開する米国の介入に反発し、応酬となった。ロイター通信や新華社が伝えた。
東アジアサミットは日米中韓や東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国など18カ国が参加。ホワイトハウスによると、バイデン氏は、インド太平洋地域で影響力を拡大する中国への対抗姿勢を明確にした。








