札幌爆発、重過失傷害容疑で捜査 33歳の不動産店長

爆発があった現場から消臭スプレー缶を回収する警察官=18日、札幌市豊平区

 42人が負傷した札幌市豊平区の爆発で、北海道警が発生元とみられる不動産仲介「アパマンショップ平岸駅前店」の男性店長(33)について、重過失傷害と重過失失火の疑いで捜査する方針を固めたことが19日、捜査関係者への取材で分かった。

 店を運営する「アパマンショップリーシング北海道」によると、店長は「店舗内で消臭スプレー缶120本の中身を一度に噴射し、その後に給湯器をつけたら爆発した」などと話していた。

 捜査関係者によると、スプレーの噴射が会社の指示による職務ではなく、店長個人の判断とみられることから、本人の過失が爆発を招いた可能性があるとみている。


  • LINEで送る