2017年7月7日 21:37 | 無料公開
東京・大井ふ頭のコンテナから見つかったヒアリ=7日(環境省提供)
環境省は7日、東京港の大井ふ頭で南米原産の強毒のヒアリ1匹が見つかったコンテナ内で、さらに100匹超が見つかったと明らかにした。いずれも働きアリとみられ、その場で殺虫剤をかけて駆除した。
環境省によると、ヒアリはコンテナ内のベニヤ板で見つかった。板のすきまにほかにも潜んでいる可能性が高いとして、毒入りのえさをコンテナ内に置くなどの対応を取った。
このコンテナは中国と香港を経由し、6月27日に大井ふ頭で陸揚げされた。30日には千葉県君津市に陸送され、中身が取り出された。コンテナが大井ふ頭に返却された後の7月3日、点検していた業者がヒアリ1匹を見つけていた。