照準合わせ春の覇者・千葉学芸撃破 千葉黎明・草野主将「人生決まる気持ちで」 第103回全国高校野球 千葉大会 第9日

千葉学芸に8―6で勝利し喜ぶ千葉黎明ナイン=長生の森
千葉学芸に8―6で勝利し喜ぶ千葉黎明ナイン=長生の森

◇4回戦 千葉黎明8ー6千葉学芸(2021年7月15日・長生の森野球場)

 千葉黎明が春の優勝校、千葉学芸を撃破。草野知大主将は「組み合わせが決まってから、照準を合わせてきた。人生が決まるくらいの気持ちで、向かっていった」と喜びを爆発させた。

 先発した2年生の伊東賢生は、横のゆさぶりと、コーナーぎりぎりを攻める投球で強力打線を翻弄(ほんろう)。千葉学芸打線の2枚看板、有薗直輝は「遅い球でタイミングを崩す」、板倉颯汰は「外中心で攻める」と、しっかり準備して臨み、2人で1単打に封じた。

 6回2失点と役割を果たして、3年生の岡澤剣士郎に後を託した。鵜澤元監督は「試合前から『全力で飛ばすので、早めに継投の用意をしておいて』と言われていた」と、伊東の気合を喜ぶ。

 攻撃で流れをつくったのは4番の林翔太。二回にチーム初安打を放つと、三回には左中間を破る2点二塁打。「1打席目に変化球をヒットしたので、2打席目はストレートがくると決めて打てた」と会心の笑み。八回にも貴重な追加点をたたき出し、「4番の役割を果たせた」と胸を張った。

 Aシードを破り、モチベーションも上がる。草野主将は「甲子園が目標なのは変わらないが、この勝利でより具体的になった」と先を見据えた。


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