五輪パラ、総経費176億円に 千葉県、支出限度額は維持 新たに新型コロナ対策事業

千葉県庁
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 千葉県は15日、新型コロナの影響で延期となり今年7~9月に県内でも8競技が行われる東京五輪・パラリンピックに必要な県の総経費を改めて試算し、準備段階の2014年度から延期後の21年度までの合計が176億円になる見込みと発表した。1年前に試算した168億円から8億円増となるが、支出限度額として設定している180億円の範囲に収まる見込み。

 県開催準備課によると、新年度に予定するほとんどの事業は、本年度に計画していたメニューをスライドしての実施となる。

 新規で行うのは「ホストタウン・事前キャンプ地における新型コロナ感染症対策事業」で、選手・スタッフらへのPCR検査実施経費や、移動・宿泊にかかる感染予防経費などとして計8億7千万円を計上した。

 スライド実施するメニューでは「聖火リレー準備・運営事業」に2億950万円を盛り、前年度繰り越し予算と合わせて7億7850万円を確保した。

 同課は、14~21年度の総経費を試算するために「大会に密接に関連する経費」「その他関連経費」の2項目に分類して算出。大会密接経費は、聖火リレーや児童生徒の観戦、警備対策等で約31億円。その他経費は、幕張メッセ大規模改修や国際大会・キャンプ誘致等、受け入れ体制の整備等の計約145億円。

 両項目を合わせて176億円で、今後の支出上振れなどに対応するための予備費4億円を足しても、引き続き180億円の限度額を維持できる見込みとした。


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