【速報】女子部員の顔にボール投げつける 松戸高教員を傷害容疑で逮捕 千葉県内バレー界の名将

※写真はイメージ
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 松戸署は29日、顧問を務めていたバレーボール部の部活動中に女子部員にボールを投げつけけがを負わせたとして、傷害の疑いで東京都港区南青山5、県立松戸高校教諭、国安鉄太郎容疑者(50)を逮捕した。容疑者は過去に勤務していた県立高校を全国3位に導くなど、県内でも屈指のバレーボール指導者だった。

 逮捕容疑は5月2日午前8時15分ごろ、同高校体育館で練習中、女子部員の顔にバレーボールを複数回投げつけ、全治1週間の軽傷を負わせた疑い。

 同署によると、女子部員がプレーでミスをしたことに憤慨し、至近距離から投げたとされる。容疑を一部否認している。女子部員が同日、同署に被害届を提出。同署は傷害事件として捜査していた。

 県教委は22日付で容疑者を戒告の懲戒処分にしていた。県教委によると、女子部員が5月2日午後に担任らに相談。容疑者は翌3日から指導を外れており、県の聞き取りに「体罰の認識が甘かった」と弁明したという。

 県教委は「警察の捜査を見守る」と話した。


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