サソリ、ワニガメの“落とし物”も 拾得物、コロナで減 最高額はタクシー内の1700万円 千葉県警21年まとめ

千葉県警本部
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 千葉県警は、2021年の拾得物と遺失物の届け出状況をまとめた。拾得物は前年比1万5218件増の67万3917件。物品総数としては約80万点が届けられた。新型コロナ流行前は90万点台で推移しており、外出自粛の影響で20年に続き少なかった。ワニガメやサソリなど生き物の“落とし物”もあった。現金の拾得は前年比2645万円増の8億2940万円で過去最高だった。最高額はタクシーに置き忘れていた1700万円。

 県警会計課によると、拾得物で最も多かったのはキャッシュカード類で6万4595点。タオルやハンカチ等5万5146点、会員証類4万5944点が続いた。

 生き物は、千葉市花見川区の河川敷にいたワニガメ(全長60センチ)や、柏市の住宅で見つかったサソリ(同10センチ)が県警に届けられた。いずれも飼育業者に引き渡された。

 返還率が高かったのは運転免許証1万7318点(返還率95・4%)、預金通帳類4983点(同87・5%)、健康保険証類2万7062点(同86・9%)。名前や住所のない手袋や傘などは返還率が低い。

 拾得物のうち100万円を超える高額な現金拾得は23件あった。最高額の1700万円は、持ち主が従業員の給料支払いなどのため現金を引き出し、タクシーに置き忘れた。翌日に持ち主に返還されたという。

 20年に拾得した現金を含め69・4%(5億6878万円)が遺失者へ返還されている。

 遺失物の届け出は、前年比1089件減の20万1855件。このうち現金は15億8647万円だった。


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