上司からセクハラ・パワハラ受けPTSD 女性職員が損賠提訴 不正運営の東千葉メディカルセンター

東千葉メディカルセンターでセクハラやパワハラがあったとして、会見を行う女性の支援団体=19日、県庁
東千葉メディカルセンターでセクハラやパワハラがあったとして、会見を行う女性の支援団体=19日、県庁

 地域中核病院「東千葉メディカルセンター(MC)」=東金市=の30代の女性職員が、60代の男性上司からセクハラやパワハラを受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を発症して休職したとして、同病院を運営する地方独立行政法人に約500万円の損害賠償を求める訴訟を千葉地裁に起こし、19日に第1回弁論が行われた。女性職員は上司個人を相手取った損害賠償請求も提訴しており、県警に被害届も提出。同病院は不正運営が発覚しており、女性は「一連の事件はつながっており、氷山の一角。安心して働け、患者から信頼される病院であってほしい」とした。

 訴状などによると、女性は医療関係の技術者として同病院に ・・・

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