感染5割超が20~30代 高齢者も警戒呼び掛け 千葉県内コロナ

新型コロナ新規感染者に占める年代別割合(1月3~9日、県集計)
新型コロナ新規感染者に占める年代別割合(1月3~9日、県集計)

 新型コロナウイルスの感染急拡大を受けて、千葉県は新規感染者のうち年代別で全体に占める割合を集計し、20代と30代を合わせると5割超で、若年世代の感染者が多数を占めていることを明らかにした。熊谷俊人知事は、若年世代に感染者が多い傾向を説明した上で「60代以上は1割に満たない状況だが、高齢者に感染が広がると重症者がどの程度増えるか分からない」と指摘し、高齢者に対しても感染防止を呼び掛けている。

 県は1月3~9日の1週間の新規感染者を年代別に集計した。

 最も多かったのは20代で32・7%、次いで30代の18%となった。20~30代だけで50・7%と半数を超し、若年世代に感染者が多数発生している状況が浮き上がった。

 3番目に多い世代は40代の12%、4番目は10代で11・8%だった。

 一方で、60代は3・9%に抑えられており、60代以上の全世代を合わせても8・3%と現時点で高齢者の感染者が少ないのが特徴。

 熊谷知事は13日の定例記者会見で、若年世代の感染が急増していることを踏まえ「感染の広がりにより出勤できない人が急激に増え、社会機能の維持が困難になる可能性がある」とし、事業者には可能な範囲でテレワークの実施を呼び掛け。さらに、業務継続計画を確認するよう求め「感染スピードを少しでも抑制するには県民、事業者の協力が不可欠」と訴えた。


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