コロナ厳戒大学入試共通テスト 細心の注意でいざ本番 千葉県内2万5000人志願

大学入学共通テストの会場に入る受験生ら=15日午前8時45分ごろ、千葉市稲毛区の千葉大学西千葉キャンパス
大学入学共通テストの会場に入る受験生ら=15日午前8時45分ごろ、千葉市稲毛区の千葉大学西千葉キャンパス

 15日に始まった大学入学共通テスト。新型コロナウイルスの急拡大を受け、厳重な感染防止策を取った上で実施した。千葉大学西千葉キャンパス(千葉市稲毛区)でもマスクの着用や換気を徹底。受験生も「試験前は外出を控えた」など細心の注意を払い会場へ。本試験は16日までで、県内は2万5571人が志願。体調不良者や感染者らを対象に29、30日に追試験が行われる。

 15日は地理歴史と公民、国語、外国語、16日は理科と数学を実施。外国語のうち、英語ではリスニングも課す。本試験を体調不良などで欠席すると追試験に回る。いずれも受けられなかったコロナ感染者らへの救済策として、文部科学省は国公立大の2次試験などの個別試験のみで判定するよう各大学に要請した。

 同キャンパスでは約3千人が受験。15日は、冬晴れに恵まれた中、参考書や受験票を手に緊張した面持ちの受験生が会場入りした。

 中学校の教員を目指し受験勉強を続けてきた高校3年、町野亘亮さん(18)は「感染者が増える中、コロナに感染しないよう外出もできるだけ控えるなど細心の注意を払ってきた。ここからが本番。力を出し切りたい」と意気込んだ。

 入国審査官になる夢を叶えるため大学では法学を学びたいという高校3年、小峰遥奈さん(17)は「昨日は過去問を解いていて、いい点数が取れた。今日も実力を発揮できれば」と笑顔。コロナ感染者への救済策については「感染者も増えているので、しょうがない」と受け止めつつ「受験直前に急に変わったことだったので、受験生は困ると思う」と話した。

 「娘が緊張していたので見送りにきた」と話す50代の父親は「コロナで休校になってしまった時期もあったりと大変な高校生活だったと思う。今日は頑張ってほしい」と目を細めた。

 千葉大学務部入試課によると、受験生と監督者へはマスク着用を義務付け。会場となる教室は試験時間終了ごとに換気を徹底し、手指消毒用のアルコールも教室へ設置する。自主的な体調管理を求めており、会場での検温は実施しない。

 当日の体調不良者に備え、医師や看護師ら数名が置かれた救護室も設置する。該当者は追試験を申請することも可能。


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