免許返納後の高齢者支援 特典付与、千葉県内5年で100件増 自転車割引、ヘルメットも

高齢者の交通事故防止への協力を宣言した「あさひ」の越智貴史さん(右)(習志野署提供)
高齢者の交通事故防止への協力を宣言した「あさひ」の越智貴史さん(右)(習志野署提供)

 高齢者が起こす交通事故を減らそうと、県警や関係団体が運転免許の自主返納を促す取り組みを進めている。返納後の生活支援として高齢者に特典を付与する自治体、企業はこの5年間で約100件増加。自転車販売チェーン「あさひ」(大阪市)は返納後の交通手段となる電動アシスト付き自転車に加え、ヘルメットの割引を10月から県内店舗で始めた。ただ、買い物や診療のため免許を返納したくてもできない高齢者は一定数おり、県警は「さまざまな対策で高齢者による事故を減らしたい」としている。

 県警によると、県内の65歳以上の運転免許保有者は、8月末時点で91万7708人。高齢化に伴い、10年前と比べ約1・5倍に増えた。昨年発生した人身事故のうち、65歳以上の高齢者がより過失の重い第1当事者となった事故は3014件あり、構成率は25・4%で年々上昇している。 ・・・

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