女性の自殺3年ぶり増加 コロナ影響相談相次ぐ 非正規、シングルマザー逼迫か 千葉県内で375人

電話相談に応じる相談員=2日午後、千葉市内
電話相談に応じる相談員=2日午後、千葉市内

 政府は2日、2021年版自殺対策白書を閣議決定した。千葉県内の20年の自殺者数は前年比46人増の1023人。中でも女性は80人増の375人で3年ぶりに増加に転じた。自殺防止に取り組む県内団体の電話窓口には、コロナ禍の影響を受けた非正規の女性職員やシングルマザーの逼迫(ひっぱく)した相談が相次いでいる。全国でも働く女性らの自殺増が顕著で、厚生労働省は感染拡大による環境変化が一因と分析。支援団体は「孤立しないことが大事」と訴えている。

 県などによると、20年の県内の自殺者は、男性が34人減の648人で2年連続減少。一方で女性は375人に増え、全体の人数は1023人で2年ぶりに増加した。

 無料電話相談を行っている社会福祉法人「千葉いのちの電話」の斎藤浩一事務局長は、コロナ禍による非正規雇用の不安定化や、保育園休園に伴う子育ての負担増大が自殺者 ・・・

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