【新型コロナ詳報】千葉県内61人感染 基礎疾患ない40代男性が重症に 8月以来の60人超え

 千葉県内で7日、新たに61人の新型コロナウイルス感染が判明した。新規感染者が60人を超えるのは64人だった8月20日以来、約2カ月半ぶり。増加傾向が顕著となっている。40代の1人が重症で集中治療室に入っており、10代~70代の3人は肺炎症状で入院中。

 柏市は市内居住8人と流山市居住2人の10代~60代の男女計10人の感染を発表した。クラスター(感染者集団)が発生した柏レイソルで新たに30代の選手1人の感染が分かった。

 30代の男性会社員は60代の父親の感染が既に判明しており、4日に都内に出勤していた。50代の女性幼稚園教諭は2日まで勤務しており、3日に発熱やだるさの症状が出たため検査し陽性と判明した。市内の学校に通う10代女児と両親の感染も分かった。

 船橋市は、20代~50代の男女6人(居住地調査中含む)の新型コロナウイルス感染を発表した。

 県内の専門学校に通う20代男性は、3日に頭痛や鼻水、味覚症状が出ていたが、4日に登校していた。同市居住の30代の女性会社員は、同居家族の陽性が既に判明済み。

 クラスターが発生している船橋市習志野の物流倉庫業事業所「デイリートランスポート」では、新たに50代女性1人の感染が分かり累計106人となった。

 千葉市は市内居住で20代~70代の男女4人の新型コロナ感染を発表した。感染経路は4人とも不明。

 市によると、50代の介護職女性は5日に喉の痛みが出た。勤務する市外の施設には4日まで出勤しており、管轄する保健所が施設の詳しい調査を行う。

 70代の自営業男性は10月25日に発熱し、同29日に受診。今月3日に熱が上がったため、4日再受診した。残り2人はいずれも20代の男性会社員。

 県は、10歳未満の幼児から70代までの男女41人の感染を発表した。少なくとも17人の感染経路が不明。

 県によると、重症の市川市居住の40代男性会社員は10月30日に37度台後半の熱や喉の痛みを発症。5日に陽性と判明した。基礎疾患はないという。感染経路は不明。肺炎症状のある男性3人のうち、松戸市の10代無職男性は3日に37度台前半の熱が出て、その後せきや息苦しさが出た。この男性と松戸市の70代無職男性の2人は基礎疾患がなく、市川市の60代男性会社員は循環器系の持病がある。3人とも感染経路は不明。

 市川市の70代女性は県内介護福祉事業所に勤務しており同僚の検査を予定。利用者と接触はない。

 7日に県内で感染が判明した人の居住地は▽松戸市15人▽柏市9人▽市川市8人▽流山市7人▽船橋市5人▽千葉市4人▽我孫子市、野田市各3人▽習志野市2人▽市原市、佐倉市、茂原市、白子町各1人▽居住地不明1人―となっている。県内の累計感染者数は計5310人になった。


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