【新型コロナ詳報】千葉県内30人感染 カラオケスナック店でクラスター 「3密回避」不十分か

 千葉県内で4日、10代~60代までの30人の新型コロナウイルス感染が判明した。感染者4人が確認されている千葉市花見川区内のカラオケスナック店で、新たに50代女性客1人の感染が判明。計5人となり、同市はクラスター(感染者集団)と認定した。店名は非公表。また、船橋市は市内の同一事業所に勤務している14人の感染が分かったと説明した。それぞれの接触有無などを調査中で、現段階ではクラスターと判断できないとしている。

◆カラオケ店感染 1人増え計5人

 千葉市は4日、同市花見川区内のカラオケスナック店で、50代女性利用客1人の感染が分かり、判明済みの4人(従業員2人、利用客2人)と合わせて5人となりクラスターに認定した。50代女性は無症状。複数回、店を利用していた。

 客同士の距離を十分に確保せず「3密回避」の対策が不十分だったという。市は店の名簿で利用者が特定でき、店側の意向も踏まえ店名を公表しない。

 市はクラスター以外で20代の男女計2人の感染も発表。感染経路不明の男性会社員は喉の痛みがあったが現在は無症状。女子専門学校生は同居者の感染が判明済み。

◆感染有無を調査中 クラスター判断せず

 船橋市は4日、市内居住者8人を含む17人の新型コロナウイルス感染を発表した。市保健所は、このうち14人が市内の同一事業所に勤務していると説明した。それぞれの接触有無などを調査中のため、現段階ではクラスターと判断できないとして事業所名も公表していない。

 既にクラスターが発生して104人の感染が判明済みの市内の物流倉庫業事業所とは別の事業所という。

 市保健所によると、同一事業所の14人は20代~40代の男女で、居住地は船橋市、市川市、松戸市、鎌ケ谷市と東京都、埼玉県、茨城県。うち2人は社員と分かっている。症状の重い人はいないという。他保健所とも連携して詳細を調べており、事業所の業種もまだ明らかにできないとした。

 同事業所以外で感染が判明した3人のうち、船橋市居住で都内に勤務する30代男性会社員の感染経路が不明。20代の男子専門学校生は友人の感染が判明済み。

◆COCOA通知 検査で感染判明

 県は4日、10代~60代までの男女8人の新型コロナウイルス感染を発表した。全員軽症。

 県によると、市原市居住の40代自営業男性は10月25日にせきなどの症状が出た。10月下旬に接触確認アプリ「COCOA」の通知を受け、保健所に相談して検査した。陽性者と接触があったとされる21日は、県外に出張していたという。

 市原市の20代アルバイト男性は、別居の親族、同居家族の計3人の感染が判明しており、この4人で10月25日に会食していた。山武市の40代女性会社員と四街道市の50代男性会社員は、それぞれ同居家族の感染が判明している。

◆柏は男性2人感染

 柏市は4日、市内居住の男性2人の新型コロナウイルス感染を発表した。いずれも軽症。40代の会社員は勤務先の同僚の感染が判明済み。50代の会社員は感染経路不明。

◆30代が最多10人

 4日に千葉県内で感染が確認された人の居住地は▽船橋市8人▽柏市4人▽千葉市、松戸市、市原市が各3人▽市川市2人▽鎌ケ谷市、四街道市、山武市が各1人▽県外4人。

 年代層は30代が最多の10人。20代が8人で続き、40代6人、50代3人、60代2人、10代1人。


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