2020年10月12日 23:10 | 無料公開

匝瑳署
入居者の高齢女性を殴ってけがを負わせたとして、千葉県警匝瑳署は12日、傷害容疑で同県匝瑳市のサービス付き高齢者住宅「アウル」の運営会社取締役、鈴木愛子容疑者(68)=同市飯倉台=を逮捕した。「やっていない」と容疑を否認している。同署は日常的な虐待の有無について調べている。
逮捕容疑は12日午前7時35分ごろ、同市上谷中にある同施設内の女性入居者(91)の部屋で、女性の左腕を殴ってけがを負わせた疑い。
同署によると、暴行を知った同市職員が同日午前10時ごろ、「施設職員が入居者へ虐待している」と署に相談。署員が同施設に出向き、鈴木容疑者に任意同行を求めた。その後、女性は市内の病院に搬送された。入院中で、命に別条はない。
鈴木容疑者は同施設の運営者で介護も担当しており、女性含む入居者と日常的に関わりがあったという。