2020夏季千葉県高等学校野球大会 あの瞬間を捉えた写真も多数

「虐待リスクあった」市原市、対応誤り認める 乳児衰弱死事件

 市原市で1月、衰弱状態で放置された生後10カ月の小西紗花(すずか)ちゃんが死亡し母親が逮捕された事件を巡り市は10日会見し、「虐待のリスクが高かった。児童相談所(児相)に相談すべきだった」などと述べ、児相に報告しなかった市の対応に誤りがあったとの認識を示した。今後、対応を検証するという。

 市はこれまで、「児相の案件になるケースではないと判断した」「適切に対応してきた」などとしており、見解を一転させた。

 一方、紗花ちゃんの兄が通う保育園が昨年12月、送迎時に紗花ちゃんを見かけなくなったことを不審に思い、市に「様子を確認してほしい」と2度連絡していたことが同園関係者への取材で分かった。

 これに対し市は、保育園から連絡があったことは認めたものの、内容は兄の登園日数が減っていることなどで「次女(紗花ちゃん)についてではなかった」と否定、食い違いを見せた。

 昨年12月の家庭訪問で紗花ちゃんの姿を確認できなかった市は今年1月23日、保健師ら2人が約束なく訪問したが、声掛けや呼び鈴に応答はなかった。

 2日後の25日、通報で駆け付けた救急隊が痩せ細った紗花ちゃんを見つけ病院に搬送、紗花ちゃんは死亡が確認された。市原署は6月3日、保護責任者遺棄容疑で母親の小西理紗容疑者(23)を逮捕した。


  • LINEで送る