業務データを消去容疑で元従業員逮捕 千葉県警

 元勤務先のサーバーに記録されたデータファイルを消去して業務を妨害したとして、千葉県警サイバー犯罪対策課と八千代署は25日、電子計算機損壊等業務妨害の疑いで東京都調布市多摩川3、自称会社員、石橋典昭容疑者(62)を逮捕した。

 逮捕容疑は3月5~6日、国内でパソコンを使用し、以前勤務していた八千代市の建築会社のサーバーに記録された宅地建設取引業務に関する契約書や見積書、請求書、設計図などのデータファイルを消去して取引業務を妨害した疑い。

 同課によると、石橋容疑者は同社でシステム管理などを総括する立場で、1月に依願退職した。当時のままの管理者用ID・パスワードを使って犯行に及んだとみられ、3月下旬に関係者から同署に被害の相談があり、捜査を進めていた。

 データファイルの中には顧客情報も含まれていたが、外部への漏えいは確認されていない。「社長や会社の対応に不満があり、会社の業務を妨害した」と供述しており、県警は詳しい動機の解明を進める。


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