御宿町長を不起訴 国際交流事業で偽証告発 千葉地検

 御宿町の石田義広町長が町議会に予算を全額削除された国際交流事業を独断で実施した問題で、千葉地検は18日、同議会調査特別委員会(百条委)で虚偽の証言をしたとして、地方自治法違反(偽証)の疑いで同議会に告発された石田町長を不起訴処分とした。地検は理由を明らかにしていない。

 事業はメキシコ人学生と交流を図るプログラム。昨年の3月議会で議会側が「町民福祉を最優先すべき」として、予算が認められなかった。だが、石田町長が外部資金を使い事業を進めたため、議会側は問題視して百条委を設置した。

 議会は今年2月、百条委の中で事業参加者の航空チケット代支払いの経緯などをめぐり、虚偽の陳述があったとする石田町長告発の議案を賛成多数で可決した。地検は3月14日に告発状を受理していた。

 議会と対立した石田町長は5月に辞表を提出。7月の出直し町長選で4回目の当選を果たしている。


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