2019年5月13日 05:00 | 有料記事

インタビューに答える石川社長。「会社の目的は100年前からずっと“里おこし”だ」と語る=市原市の小湊鉄道本社

風光明媚(めいび)な千葉県内の里山風景を満喫でき、観光客に人気の「房総里山トロッコ」
窓ガラスがない展望車で紅葉の名所、養老渓谷などを満喫できる観光列車「里山トロッコ列車」の運行を2015年秋から始めた。夜に飲酒しながら里山を旅する人気の“ヨルトロ”や禅体験付きの“ゼントロ”などの多彩なイベントも企画し、観光客を呼び込む。「房総の里おこし企業」を掲げる小湊鉄道の石川晋平社長(46)に展望や課題を聞いた。
-元号が「令和」に変わった5月1日、里山トロッコ列車の名称を「房総里山トロッコ」に変更した。
「もともと里山トロッコは地域の人との“和”、地域自然との調和を大切にして観光してもらうための案内役として運行を始めた。時代の節目に新名称にすることで、房総半島との親和性をより一層深める姿勢を明確に打ち出した」
-100年以上の歴史がある企業。新しい時代の役割は。
「17年5月に創立100周年を迎えた。100年前、養老川流域は舟運が主流だった。陸は牛や馬で移動していた時代。西洋から鉄道という当時の最先端技術が日本に入ってきて、東京で鉄道が走り始めた。この辺りでも、五井から外房の天津小湊までレールを通そうと地元の人が会社 ・・・
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