京葉道路、船橋-市川区間 3月1日から最高速度80キロ

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 京葉道路の船橋本線料金所-京葉市川インターチェンジ(IC)間の上下線約3キロで、3月1日午前0時から、最高速度を時速60キロから80キロへ引き上げる。千葉県警交通規制課によると、最高速度が引き上げられるのは県内の高速道路、自動車専用道路で初めて。

 最高速度を引き上げる区間は、片側3車線で事故や渋滞が比較的少なく、多くの場所に遮音壁が設置されている。カーブや路面の勾配がほとんどなく、速度を20キロ上げても安全走行と騒音の問題をクリアできるとして、県公安委員会が昨年12月に速度引き上げを決定した。

 安全確保と実際の交通状況に合わせた「合理的な交通規制の推進」(県警)の一環で、同区間を時速60キロを上回る速度で走行する車両が多い実情も考慮した。他の区間について県警は「適宜検討していく」としている。

 ネクスコ東日本によると、京葉道路は1960年4月に東京・一之江-船橋間が開通し、現在は全長36・8キロ。交通量は1日当たり約28万8千台。多くの区間で最高速度を時速60キロとしているが、遅れて開通した貝塚IC-蘇我IC付近は時速80キロになっている。

 京葉道路は県内と都内を結ぶ“大動脈”の役割を果たす一方、交通量の増加で「騒音対策が不十分」などとして沿線住民から規制を求める声が上がり、75年3月、最高速度を時速80キロから時速60キロに引き下げた経緯がある。