習高野球見せてくれ センバツ決定 OB、先輩、笑顔で激励 第91回選抜高校野球大会

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10年ぶり4度目の選抜高校野球大会出場が決まり、喜ぶ習志野の選手たち=25日、習志野市
10年ぶり4度目の選抜高校野球大会出場が決まり、喜ぶ習志野の選手たち=25日、習志野市
選抜高校野球大会出場決定の電話を受ける習志野高校の小西校長=同校
選抜高校野球大会出場決定の電話を受ける習志野高校の小西校長=同校

 センバツ甲子園、習高野球を見せてくれ-。25日に第91回選抜高校野球大会への“出場切符”を受け取った習志野高校(習志野市)では、OBや先輩が朗報に笑顔を見せ、喜びを爆発させるナインに対し激励の言葉を次々と届けた。

 待ちかねた「甲子園出場決定」の連絡を受けたのは小西薫校長(56)。午後3時すぎ、報道陣に囲まれた校長室で受話器をしっかりと握り、吉報を耳にすると緊張した面持ちで「謹んでお受けします」と応じた。

 “甲子園出場当確”とされていたが、小西校長は「気が抜けなかった。電話を受けほっとしているのと同時にうれしい」と安堵(あんど)の表情を見せた。

 小西校長がグラウンドに集まった部員に「甲子園出場決定」と告げると、選手らは帽子を空に放り投げたり飛び跳ねたりして喜びを爆発させた。

 春の甲子園出場は、2009年以来10年ぶりで、早速校内に「祝 甲子園出場」の横断幕を掲示。野球部関係者は「習高らしい野球を見せてほしい」と、「夢舞台」での活躍を祈念した。

 3年生で前主将の川島直之さん(18)は「後輩が甲子園の舞台でプレーするのをうれしく思う。まず1勝し、走塁や守備で習志野らしい野球を見せてほしい」と激励した。

 川島さんは、2年連続で夏の甲子園出場に「あと一歩」まで迫りながら涙をのんだだけに、自らがかなえられなかった夢を実現させた後輩を、まぶしそうに見つめた。

 息子が同高野球部員で、自らも同高野球部員だった菅野智さん(45)は「おめでとう。日頃の努力が実った。監督、スタッフ、保護者への感謝を忘れず大舞台で伸び伸びプレーしてほしい。甲子園には応援しに行く」。府馬一雄・同校事務長(54)も「OBとして甲子園は夢。これまであと一歩が続いてきたのでうれしい」と喜んだ。

 同高は、これまで春夏合わせて11回甲子園に出場しており、このうち夏に2回全国制覇した強豪。市庁舎にも「祝 甲子園出場! 習志野市立習志野高校」の横断幕が掲げられるなど、市を挙げて祝福した。