作業中に右手首切断 水産加工会社を書類送検 銚子労基署

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 銚子労働基準監督署は10日、労働安全衛生法違反容疑で水産加工会社「鈴木安太郎商店」(旭市椎名内)と、同社社長の男性(64)を地検八日市場支部に書類送検した。

 送検容疑は、昨年3月9日午前9時40分ごろ、銚子市内の同社工場で、けがをする危険があったにもかかわらず、魚加工用機械の運転を停止させずに機械の掃除をさせ、男性社員(46)が右手首から先を切断する労災を発生させた疑い。

 同署によると、機械は魚の内臓を取り除く作業に使われ、男性は機械に付いた内臓を取ろうとして機械の歯車部分に手袋ごと右手を巻き込まれた。社長は「機械を止めると効率が悪かった」などと話している。

 千葉県内では2017年、機械に関する「はさまれ・巻き込まれ」に分類される労災で、191人が死傷している。