父の遺体家に放置 容疑で42歳次男逮捕 鎌ケ谷署

 父親の遺体を実家に放置したとして、鎌ケ谷署は15日、死体遺棄の疑いで、次男で自称住所不定、バス運転手、黒田誠容疑者(42)を逮捕した。容疑を認めているという。遺体に目立った外傷がなく、鎌ケ谷署は病死の可能性も視野に、黒田容疑者が死亡の経緯を知っているとみて調べている。

 逮捕容疑は6月下旬ごろから今月5日までの間、鎌ケ谷市東道野辺5の実家寝室に、同居していた父親の無職、栄一さん(74)の遺体を放置し遺棄した疑い。黒田容疑者は「遺棄したことは間違いない」と容疑を認めている。

 同署によると、署員が4日午後10時45分ごろ、同市内のパチンコ店駐車場で、車内に1人でいた黒田容疑者に職務質問。バタフライナイフを所持していたため任意で事情聴取し、翌5日に自宅住所を確認しに行って遺体を発見した。遺体はベッドにあお向けになり、毛布が掛かった状態で、白骨化していた。

 同署は同日、銃刀法違反容疑で黒田容疑者を逮捕。司法解剖で遺体を栄一さんと特定したことなどから、遺体遺棄の疑いで再逮捕した。同署によると、栄一さんが死亡したのは6月下旬ごろとみられ、それまで黒田容疑者と2人暮らしだった。栄一さんが死亡後、黒田容疑者は実家を出て車内や漫画喫茶などで寝泊まりしていたという。


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