柏の海自1佐減給 パワハラ、セクハラで

 海上自衛隊下総教育航空群司令部(柏市)は30日、部下や学生に暴言を吐くパワハラや、女性隊員の体を触るセクハラをしたなどとして、同隊第3術科学校に所属する50代の男性1等海佐を減給30分の1(1カ月)の懲戒処分とした。

 同司令部によると、1等海佐は1~7月、部下や学生に「ばか」「知能が足りない」などの暴言を吐いた上、3~7月、複数回にわたって女性隊員の肩をもんだり、髪の毛を触ったりした。昨年10~11月ごろには、東武野田線高柳駅近くの居酒屋で飲酒した後、帰宅するため通勤に使用している自転車に乗った。

 今年7月、自衛隊が設置している隊員のための相談窓口に、1等海佐のセクハラなどを訴える匿名の投書があり、同司令部が聞き取り調査を実施。1等海佐は一連の行為を認め、パワハラについては「指導のつもりだった」、セクハラについては「フレンドリーに接するためだった。時代にそぐわない行為で認識が甘かった」と説明したという。

 1等海佐は、業務や生活態度について学生を指導する立場で、伊藤秀人校長は「幹部隊員による規律違反は誠に遺憾。指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。


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