東金署が誤認逮捕 免許照会で名字確認ミス

 東金署は21日、無免許運転で人身事故を起こしたとして自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)の疑いで同日に現行犯逮捕した千葉県内の無職の男性(74)が実際には免許を持っており、誤認逮捕だったと発表した。逮捕の約1時間50分後に釈放した。濁点が付く男性の名字を濁点なしで照会したことが原因としている。

 同署によると、同日午前11時20分ごろ、東金市堀上の市道交差点で車同士が出合い頭に衝突。駆け付けた署員がうち1台の貨物車を運転していた同男性を、無免許運転で相手の県内に住む60代女性に軽傷を負わせたとして現行犯逮捕した。現場で男性本人から読み仮名を含めて聞いた氏名で照会。該当する免許保持者がおらず、男性も「免許を持っていない」と説明した。

 しかし、同署で取り調べる際に男性が「運転免許は保持している。不携帯という意味で持っていないと答えた」と申し出。名字の読み仮名についても「濁点付きが正しいが、初対面の人には濁点なしで説明している」と説明した。このため、改めて濁点付きで照会した結果、免許保有が確認でき、男性に経緯を説明してすぐに釈放したという。

 同法違反の過失傷害容疑で在宅捜査は続けるが、無免許でなければ逮捕には至らなかったといい、同署の福沢寛司副署長は「適正な捜査を徹底し、再発防止に努める」とコメントした。


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東金市